上部消化管内視鏡検査では、先端に小型のカメラが付いたスコープを口から優しく挿入し、食道・胃・十二指腸半分までの粘膜を直接観察します。
食道がん・胃がん・十二指腸腫瘍の早期発見はもちろんのこと、逆流性食道炎や胃炎、胃・十二指腸潰瘍などの様々な疾患を診断するのに非常に有用な検査です。
胃透視検査(バリウム検査)では間接的に描出されていた病変も内視鏡検査では直接観察により病変の詳細な観察を行うことができます。
必要があれば、鉗子をスコープの先端から出し、生検を行うこともできます。
検査自体は5分程度で終了します。上部消化管内視鏡検査は嘔吐反射を誘発するため「苦しそう」と不安に思う方が多いですが、咽頭麻酔と鎮静剤の併用で苦痛なく検査を終えられる方がほとんどです。
胃カメラ検査はこのような患者様におすすめです
胃カメラ検査は、胃や食道、十二指腸の病状を明らかにすることができるため、以下のような病気の診断に非常に役立ちます。
一番心配なのは検査を受けないで放置することです。
がんは初期の段階では症状がでません。
まずは一度、胃カメラを受けることをおすすめします。
下記の費用は参考金額です。診療内容に応じて変動する可能性があるためご了承をお願いいたします。
1割 | 3割 | |
胃カメラ検査のみ | 約2,000円 | 約5,000円 |
胃カメラ検査 + 病理組織検査 | 約3,000円 | 約10,000円 |